
Ōmiwa Shrine Mimoro-kusu
三輪明神 大神神社 御諸楠(みもろくす)
産地;奈良県桜井市三輪
大神神社は、日本最古の神社といわれています。大神神社に本殿がないのは、後方にそびえる三輪山を御神体としているためです。御祭神は大物主大神で農業、工業、商業すべての商売繁盛、 厄除、方除、治病、造酒、製薬、交通、航海、縁結びなど人間生活の守護神とされてきました。寛文4(1664)年、徳川家綱によって再建された重要文化財の拝殿奥には、三輪鳥居と呼ばれている三ツ鳥居があり、古来より、この鳥居を通して御神体の三輪山が拝まれていきました。三輪山は国を開いた大物主大神が御魂を留めたという霊山で、はるか昔から「神の宿る山」として崇められてきた聖地です。ご神体の三輪山は、古くから一木一草にいたるまで許可なく伐採することが許されていません。
ただ何らかの事情で伐採された場合、通常は山に還し循環させるのが習わしの中、参道拡張の工事に際に伐採した還すことのできず残っていた木が今回の楠です。製材の最中、大きな鋸の歯が飛び、確認すると十数年前のしめ縄を止めた時の釘が1本出てきました。まさに偶然出てきたその釘をこの楠に宿る神様に見立て、神が降臨して鎮座する神聖な場所や、神を祀る神座(山、森、岩窟など)を指す古語、そして三輪山を指す別称から御諸楠と名付けました。
木の力;すべての商売繁盛、生活の守護、厄除け、健康
しめ縄が止められていた釘と加工の際に折れた刃

伐採の証明ができる非常に貴重な材


