高野六木には6種類の針葉樹が使用されています。
檜
ヒノキ
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栂
ツガ
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高野槙
コウヤマキ
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赤松
アカマツ
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杉
スギ
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樅
モミ
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高野山と弘法大師 空海
高野山は、弘法大師 空海が開いた日本を代表する真言密教の聖地です。
密教の道場を開くのにふさわしい地として、紀伊山地の雄大な自然に抱かれた場所を選びました。
国、社会の安泰を祈り、人々のために活躍できる人材も育てたいという思い、
そして、世の中の迷える人や苦しむ人を救うため永遠に祈り、深い瞑想に入りました。
こうして弘法大師は奥之院に生き続け、世の中の平和と人々の幸福を願っているという大師信仰が生まれました。
弘法大師 空海とは
宝亀5(774)年、讃岐国多度郡(香川県善通寺市)生まれ。
延暦23(804)年、唐(中国)に留学して、真言密教の恵果阿闍梨に出会い、その正式な継承者(第八祖)となり、大同元(806)年、帰国しました。
平安時代初期の日本が生んだ最高の哲学者にして、美しい文章を流麗な筆致で綴る超一流の文学者としても知られています。
人々のために泉を掘り当て、池を修築する社会事業家としての一面も
持ち合わせていました。