上溝桜

 

 
     





Japanese bird cherry
上溝桜
産地:日本
古名は、古事記の「天の岩戸」に出てくる波波迦(ははか)といい、 亀甲占いで使われます。天岩戸神話に『天児屋命と布刀玉命を召して、天の香山の真男鹿の肩を全抜きて、天の香山のははかを取りて、占合ひまかなはしめて』とあり天香久山の雄鹿の骨を抜きとってその木の皮で焼き、吉凶を占ったとされています。奈良朝の往時から、国事の卜占に用いる為、神域の木として、献上を定められた神社が数社あったようですが、現代においても、大嘗祭の折、悠紀主基の齋田を選定する卜占が行なわれており、上溝桜が献上されています。徳仁天皇が即位した際にもこれに倣って米の品種を決められました。 この、溝の周辺に生じる割れ目=裏溝が転じて「上溝桜(ウワミゾザクラ)」と書き、それが転訛してウワミズザクラと呼ばれるようになりました。 

木の力
物事を判断する力、神意を伺う、未来を占う